久しぶりの投稿になってしまいました。いかんいかん。
最近気になるSTEAM教育について。
学校教育の方もSTEAM教育を本格的に導入する動きがでているようですね。
以下、文部科学省HPより引用
STEAM教育等の各教科等横断的な学習の推進について
AIやIoTなどの急速な技術の進展により社会が激しく変化し、多様な課題が生じている今日、文系・理系といった枠にとらわれず、各教科等の学びを基盤としつつ、様々な情報を活用しながらそれを統合し、課題の発見・解決や社会的な価値の創造に結び付けていく資質・能力の育成が求められています。
文部科学省では、STEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)に加え、芸術、文化、生活、経済、法律、政治、倫理等を含めた広い範囲でAを定義し、各教科等での学習を実社会での問題発見・解決に生かしていくための教科等横断的な学習を推進しています。
社会は本当に問題だらけ。だからそんな今の大人では解決できない難題をスーパー子どもを育てれば、彼らがいずれ解決してくれるでしょう。と、言っているような気がするのは私だけでしょうか。。。
私たちが子どもだった時、大人たちは子どもたちにルールを決めて守らせようとするけれど、欲と見栄で大人たちこそはちょっとしたことも我慢できない。と、思っていませんでしたか?笑
子どもたちはAIとは違うのです。良い情報を与えていけば、すばらしい大人が出来上がるわけではありません。大人たちが与えたくはないような些細な言動までも吸収して、それぞれの子どもがそれぞれの感性で感じ取った何かを積み上げて、20歳になり、そこで活躍するわけではなくその先、さらに長い大人人生を積み重ねていくわけです。
そもそも、STEAM教育のAはArtsだから芸術を大いに取り入れるのかと思いきや、文部科学省の見解では経済、法律、政治もAの解釈に入ってる。。そこが、大いに怪しいと私の中にいる子どもの心は言っています。笑
外から見えない心にこそ、地球の未来はかかっているのだと私は思うのです。どんなに想像力、知識に長けていても、人のため、地球のために何か力になりたいという湧き上がる気持ちがなければ、結局はその能力で自分が格差の上に居座るためにどうするか、という考えに終始するような気がするのは私の思い過ごし?