先日、体の硬い娘と何か良いストレッチはないかとYoutubeで動画を探していた時のことです。
クラシックバレエのお教室なのか、講師と思われる男性が少女たちが泣き叫ぶのもお構いなしに股関節の柔軟性のため?か、体重をかけて両足で少女たちの足の付け根を踏むようにして上から乗っている動画がありました。
私はバレエの世界のことはよく知らないのですが、これは股関節周りの柔軟性を高めるためには当たり前にされていることなのでしょうか???
ヴァイオリンでも柔軟性はとても大切です。でも、そもそもストレッチすらせずに楽器の練習をしている奏者はとても多いんじゃないでしょうか?私は、もう若くはないので、ストレッチしないで体を使うのは怖いですけどね。。
ヴァイオリンに限りませんが、楽器に対して体が大きいことは関節など体への負担が減るのでとても有利です。私の身長は158cmで、日本女性のほぼ平均身長です。加えて、身長より、少し腕も指も長めだと言われてきましたが、それでも、4/4フルサイズのヴァイオリンを弾くには少し足りない感じがしています。
これまでは柔軟性でカバーしてきましたが、筋力が衰えてくると、関節のゆるさが気になるようになってきました。ヴァイオリンを弾くために、あえて緩めてきた関節だったんですけどね。
きっと、バレエなども、トレーニングを続ける限りは調子が良いけれど、現役を退いて筋力が衰えてきてしまうと問題がでてくるんじゃないのかな、と想像して勝手に心配しています。個人差があるのかもしれませんが。